アレルギー性鼻炎
小学生のの頃から、アレルギー性鼻炎持ちだった自分。
学校の身体測定?健康診断?の結果のところに、アレルギー性鼻炎と毎年書かれていた。
当時から口呼吸が当たり前で、鼻づまりは一年中あった。だから健康体のときに表れている鼻のつまりは、鼻づまりと思っていなかった。
自分にとって、その状態が通常だったから特に気にしてなかったし、風邪症状の鼻づまりこそが、日頃みんなが感じている「鼻づまり」の症状だと思っていた。
しかし、成長にするにつれ、人と違って口呼吸で生活していること、毎日ティッシュが必須なことに嫌気がさしてきて、いつしかアレルギー性の鼻炎薬を飲むようになった。
特に、学校のテスト期や受験期など、大事なときは、薬が欠かせなかった。
病院受診から手術まで
大人になって耳鼻咽喉科に罹る機会があり、鼻の状態を詳しく診てもらった。
すると、アレルギー性鼻炎に加え、鼻中隔湾曲症があることがわかった。
左右とも鼻腔がほぼ閉じていたらしく、かなり酷いものだった。
そこから話はサクサク進み、鼻の手術をすることに。
手術は日帰り。初めての全身麻酔。今でも覚えているが、麻酔が効き始めた瞬間、ふわっと脳内が軽くなったのは心地よかった。
そして気づいたら術後。麻酔が覚め、早々に一人で歩いてトイレに行こうとしたものだから、看護師に注意された。しっかりと意識が戻るまでは安静にとのことだった。
そこから数日後~1週間後くらい?(記憶があいまい)に再度病院受診して、両方の鼻穴から大きなガーゼ(綿)を取りだした。
しかし、これがものすごく激痛。涙が出るくらい痛かった。こんなに大きいものをよく鼻穴に入れていたな、と思う。
だけど正直なところ、それ以上に、両方とも鼻が通っていることに感動した。
普通の人の鼻は、こんなにも息がしやすいのだと。
口を閉じて息をしても苦しくならないこと、匂いがしっかりと感じられること、に非常に嬉しさを感じた。
それからは鼻炎の薬に頼ることなく生活できるようになった。
手術から10年弱経過
手術後、時間経過とともに再発することもあるらしいが、今のところ鼻通りは良好。花粉症の症状も特にない。
しかし4~5年前から、風邪をひくと、副鼻腔炎や後鼻漏は起きやすくなったと感じる。特に後鼻漏が原因で、咳が止まらなくなることがある。
しかし日常生活のことを考えると、総じて鼻炎の手術はして良かったと思う。